肩こりサプリメントまとめ。どんな成分を摂るべきなの?

肩こりは、更年期障害に関わらず悩まされる身体症状のひとつですが、最近では肩こりの為にサプリメントを併用されている方も少なくありません。

 

このページでは、肩こりの原因や、解決するための栄養素について簡単に解説し、肩こりサプリメントの中から代表的なサプリメントをまとめます。

肩こりはなぜ起こる?原因と症状について

肩こりと向き合うには、まずその原因を知り、潰していくことが一番です。まず、肩こりが起こる原因についてです。

自重による慢性的な筋肉疲労

肩こりというのは人間特有の悩みで、立って歩くようになってから生じる不調となったと言われています。なぜなら重い人間の頭部を支えているだけでなく腕一本だけでも3キロ程はあり、肩には常に重りがぶら下がっている状態です。ですから、僧帽筋や肩甲挙筋といった肩の筋肉が弱っていると自重に対してのストレスが強く、ずーんと重い慢性疲労感を感じたり、こりが生じます。ずっと同じ姿勢でいることも良くありません。筋肉が動かない為慢性的な筋緊張状態となり、血流が悪くなって肩こりを起こしてしまいます。

 

眼精疲労

まぶたがぴくぴくしたり、かすんできたりおもだるさを感じる症状です。目の疲れと肩こりはセットと言ってよいほど併発しますよね。肩こりを感じている方の実に7割強の肩が同時に目の疲れを感じているというデータがあります。特に現代人はパソコンを使用したデスクワーク以外にも、ずっとスマホを見ていますから眼精疲労の悩みは尽きません。ピント調節機能を担っている毛様体筋が慢性的な緊張状態にあることで起こりますが、実は自律神経の乱れにより目の血流が悪化したりドライアイになることも分かっており、肩こりと共通の原因があることがわかります。

 

運動不足

現代人は慢性的な運動不足にある方が多く、筋力の低下は血流の悪化と密接な因果関係があります。筋肉には血液を送り出すポンプの役目があるので、筋力が弱まっていると血流自体が滞って肩こりを引き起こします。血液の巡りを良くすることは重要です。肩の筋肉をトレーニングでしっかり動かしたり、ストレッチを習慣化するだけで肩が軽くなり、こりとは無縁になってしまうという肩も多いですね。

 

精神的ストレス

私達は常にストレスに晒されていますが、精神的なストレスは慢性的な筋緊張を引き起こし、血管を収縮させ血流を悪化させます。ストレスに晒されることは一種の興奮状態であり、交感神経の作用が強くなり、慢性化すると自律神経のバランスも乱します。交感神経優位の状態は筋肉が緊張しますので肩こりを引き起こします。

 

体の低温

身体が冷えると筋肉が収縮し血流が悪くなります。病院の治療にも温熱療法といって、患部を温めることにより血流を正常化する治療法があります。

 

悪い姿勢

悪い姿勢は肩こりの原因として無視できない程大きなものです。正常な姿勢は頭の重みを前身で支えることが出来ます。しかし、姿勢が悪い人は頭の位置が身体の中心より前にきますので、もろに頭の重みを肩の筋肉で支えることになります。具体的には猫背や反り腰、骨盤が後傾している方は肩への負担が大きくなります。もちろん頭部がどちらかに傾いている場合も肩の筋肉への負担は大きくなります。姿勢というのは筋肉の付き方(バランス)でも変わりますから、何らかの理由により両肩の位置がずれていたり、臀部の位置がずれていると姿勢に大きな影響を及ぼします。

 

肩こり対策のメカニズム

肩こりを良くしていくには、肩の筋肉の拘縮をほぐしてあげることと同義と言えます。肩こりが起きている場合は、肩の筋肉自体と、こりが起きている周辺の筋肉までストレッチやマッサージをおこなってほぐす必要があります。

 

筋肉がほぐれることによって血管の収縮自体も弛緩し、血行が良くなります。しかし、根治を目指すのであればこれだけでは対症療法と言わざるを得ません。肩こりをしっかり対策するためには、肩の筋緊張や疲労を回復するだけでなく、身体のバランスや筋肉をしっかりつけて普段からの血流自体を正常化する必要があります。ですから、整体に通って背骨の位置を正常にしつつ、トレーニングとストレッチでとにかく肩と周辺の筋肉を動かしてあげるのがベストです。肩こり対策の為のサプリメントは、あくまで補助的に用いることがポイントと言えます。

 

肩こりを対策するサプリメントの種類や成分について

ここからは、肩こり対策サプリメントはどんな成分が配合されているのか、それぞれの栄養素にはどんな働きがあるのかについてまとめます。今回は第2類医薬品については割愛し、あくまでサプリメントについてリサーチしました。ロスミンローヤルは第3類医薬品であることと肩こりに飲まれているので一緒に紹介します。口コミがあったり肩こり対策の為に作られているサプリメントと第3類医薬品は以下の7つでした。

 

・なごみ美人
・笑みの種
・きなり
・肝パワーEプラス
・ロスミンローヤル
・DHCの生姜+御種人参+山椒
・DHCの梅エキス 30日分

 

なごみ美人

なごみ美人は、株式会社MEJが販売しているサプリです。公式HPを見ると、肩こり、疲れ、冷え性の為のサプリであることが分かります。

なごみ美人に配合されている成分を見てみましょう。

ショウガ麹、還元麦芽糖水飴、クレアチン、オタネニンジンエキス末、マカ末、ローヤルゼリー末、豚コラーゲンペプチド、唐辛子末、イチョウ葉エキス末、ヒハツエキス末、α-リポ酸、結晶セルロース、L-テアニン、ヒアルロン酸、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸ケイ素、ビタミンE、セラック、カルナウバロウ

最も推している成分はショウガ麹であることが分かりますね。他にも強調されているものに、ヒハツ、イチョウ葉エキス、カプサイシンがあります。オタネニンジンエキス末というのが高麗人参のことです。クレアチンも配合量が多いのでチェックしておきます。

 

笑みの種

笑みの種は、株式会社れいたすという福岡にある会社が販売しています。肩こりサプリとしては一番露出が多くメジャーですね。名称はイチョウ葉エキス含有食品となっています。

イチョウ葉エキス末、還元麦芽糖水飴、黒ショウガ末、ショウガエキス末(ショウガエキス末、デキストリン)、マリーゴールド抽出物、ビタミンE含有植物油、結晶セルロース、ビタミンB1、加工デンプン、微粒二酸化ケイ素、ステアリン酸Ca、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12

イチョウ葉エキスをメインに黒ショウガと生姜、マリーゴールドとビタミン類が多いサプリです。マリーゴールドはルテインを摂ることを目的とした成分です。

 

きなり

きなりはDHA・EPAサプリとして最も有名な商品で、福岡にある株式会社さくらの森が販売しています。DHA・EPAを中心にクリルオイルやナットウキナーゼを摂る為のエキスが配合されています。

DHA・EPA含有精製魚油、クリルオイル、納豆菌培養エキス、 ビタミンE含有植物油(大豆由来)、ゼラチン、グリセリン、ミツロウ、 オレンジ香料、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6

DHA・EPAはオメガ3脂肪酸と呼ばれ魚に豊富です。きなりは魚不足や毎日の食生活でオメガ3脂肪酸を摂りたいけどなかなか・・・という方向けの健康増進目的に飲まれているサプリメントです。

 

肝パワーEプラス

肝パワーEプラスも、福岡にあるステラ漢方という会社が販売しているサプリです。公式HPを見ると牡蠣、南高梅、ジャンボにんにく、そしてビタミンB1、B2、B6、ビタミンEを推しています。

小麦胚芽油・無臭にんにく末・ビタミンE含油植物油・牡蠣エキス末・サメヒレ軟骨エキス末・ゼラチン・グリセリン・ミツロウ・グリセリン脂肪酸エステル・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・硫酸マグネシウム・リン酸三カルシウム

成分表示を見るとにんにくサプリや牡蠣サプリ寄りで公式HPも名前が表す通りお酒を飲んだ次の日楽になるサプリに感じるのですが、なぜこのサプリが肩こり対策サプリとして紹介されていることが多いのでしょうか?しかし、クエン酸を多く含む南高梅を原料として用いているのは気になるところです。

 

ロスミンローヤル

ロスミンローヤルは、北海道に本社を置く株式会社アインファーマシーズが販売している第3類医薬品です。ロスミンローヤルだけサプリではなく、肩こり、腰痛、神経痛に使えます。

配合成分が多い為画像にしました。(クリックすると拡大します)生薬が9種類入っており、錠剤の漢方薬と言っても過言ではありません。ピリドキシン塩酸塩というのはビタミンB6、シアノコバラミンはビタミンB12です。これらの成分が血行や新陳代謝を整えることにより肩こりを和らげます。

 

DHCの生姜+御種人参+山椒


こちらはDHCのサプリメントです。名前の通り生姜、オタネニンジン、サンショウのサプリメントです。1日2粒あたり植物エキス末(生姜、御種人参、山椒)として600mg配合されています。元々は冷え性対策のサプリとして展開していますが、肩こりに対しての口コミが多いことから掲載しました。やはり生姜が入っているからでしょうか。

 

梅エキス 30日分

DHCが販売する梅エキスです。調べていくと肩こりに対する口コミが多くみられました。30日分で税込820円と大変リーズナブルです。梅の果汁を濃縮しており、クエン酸が豊富そうですね。1日5粒あたり梅エキスを500mg、そのうちクエン酸が225mgもありました。その他に亜鉛とセレンも配合されていました。

 

サプリの成分を調べていくと、肩こり対策に栄養素が何なのかが分かりやすいですね。私としても気になったのは以下の成分ですね。

肩こり対策サプリに配合されている成分

イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスは名前の通り葉っぱからの抽出エキスですので、様々な食べ物で補うわけにはいきません。実はイチョウ葉エキスのサプリメントも販売されており、肩こり以外にも認知症の予防や低温、神経痛対策に飲まれています。なぜかというと、イチョウ葉エキスにはフラボノイドとギンコライドという成分が大変豊富なため、これらの成分に血の巡りの正常化する成分だからです。

DHA、EPA

DHA、EPAは先述の通り青魚に豊富でオメガ3脂肪酸と呼ばれています。これらの効果は血液をサラサラにすること。血液がサラサラになります。また、筋肉細胞を作ることにも関与しており、さらに抗ストレス作用がある為肩こりサプリの成分として有効です。

メリーゴールド抽出液

笑みの種に配合されているメリーゴールド抽出液にはルテインという成分が配合されています。ルテインにはブルーライトによる影響を軽減する作用があると言われており、眼精疲労の軽減が期待できます。こりと目の疲れは密接な関係がある為、笑みの種には配合されているのでしょう。デスクワークによる肩こりがある方には向いているサプリと言えますね。

ビタミンB群

肩こりにビタミン!と言われるのには理由があります。特にビタミンB1は筋肉疲労に役立つビタミンとして有名です。ビタミンB1は糖質をエネルギーへと変換し筋肉に送ります。ビタミンB1が不足することで筋肉に乳酸が蓄積しやすくなる為にだるさといった慢性疲労感を感じやすくなります。ビタミンB6は神経機能の正常化やタンパク質の代謝に利用されます。そしてビタミンB12は造血作用があり、別名造血ビタミンと呼ばれています。それだけではなく末梢神経の修復作用がある為、ビタミンB12が不足すると末梢神経障害として眼精疲労に繋がります。

生姜

体の低温対策として良く用いられる生姜も、肩こりサプリに配合されていましたね。実は低温対策に生姜が用いられる理由と関係していて、生姜には新陳代謝を高めます。ですから、生姜湯を飲むとポカポカしてきますよね。新陳代謝が向上すると筋肉の疲れを回復させることにもつながります。これは、生姜にあるジンゲロール(gingerol)という成分の作用です。ジンゲロールは生生姜の辛み成分で、血流の正常化作用、免疫力賦活化、強い抗酸化作用があります。ですので、アンチエイジングにも適した栄養素と言えそうですね。

牡蠣

牡蠣と言えば豊富なミネラルと亜鉛、タウリンですよね。タウリンは栄養ドリンクにもたくさん入っていますが、タウリンで肩こりが楽になったという口コミも見受けられました。もともとタウリンは疲労回復の為の栄養ですから、肩こり対策の為にわざわざタウリンを飲む必要はないと思います。むしろ牡蠣には血液をサラサラにする作用のある栄養素が含まれています。それが先述のEPA(エイコサペンタエン酸)です。血中の悪玉コレステロールを減少させる為、血液の流れを良くすることに貢献します。

梅エキス

個人的に一番気になったのが梅エキス。梅エキスが肩こりにおすすめという口コミを見つけた時はびっくりしました。調べていくと、梅エキスにはクエン酸が大変豊富なことが分かりました。梅だけではなくレモンにも豊富で、つまり梅やレモンの酸味の成分ということが分かりました。クエン酸には筋疲労を回復させる効果があり、クエン酸をきちんと摂ることにより、肩の筋肉に乳酸が蓄積することを防ぎ、さらに血液の循環を良くする作用があります。なるほど梅エキスで肩こりに使える口コミにも納得してきました。

 

まとめ
肩こりサプリとして、イチョウ葉エキスと生姜両方をしっかり摂れるなごみ美人と笑みの種はやはり肩こり対策に向いていると言えます。低温にも悩まされていて生姜をメインで摂りたい方はなごみ美人、頑固で慢性的な肩こりに悩んでいる方は血の巡りを正常化するイチョウ葉エキスメインの笑みの種を選ぶと良さそうです。肩こりだけでなく食習慣も気になり、積極的にオメガ3脂肪酸を摂っていきたい、血液をサラサラにして健康な状態を目指したいという方にはやはりきなりがおすすめです。