生理不順に大豆イソフラボンのサプリが効く理由。大豆が持つすごい力とは?

日本人の食生活の中でも比較的メジャーな食べ物の大豆の中には、女性特有の悩みの生理不順に効果的と言われる素晴らしい成分が多数含まれています。

女性ホルモンの分泌バランスの乱れが原因であらわれる生理不順。現時点において生理にまつわるトラブルで病院に通っている国内患者と国外患者を比べてみると、圧倒的に国内患者の方が症状が軽く患者数も少ないようです。

この差を生んでいる理由として、もちろん人種的な差異もありますが毎日の食生活に豆腐や納豆、味噌、豆乳などの大豆を使用した献立が並び日常的に大豆を摂取しているためこの差がうまれているという説もあります。

しかし、近年は食の欧米化が進み日本人の食卓の様子も随分と変化しています。そこで今一度、大豆の持つ素晴らしい働きを復習し女性ホルモンや生理不順との関係性について探っていきましょう。

女性ホルモンバランスの調整に大豆が注目される理由は?

食事から取り入れている栄養素を分解してみると、糖質、タンパク質、脂質の3大栄養素、それにビタミン、ミネラルを加えたものが5大栄養素、さらに第6の栄養素と呼ばれる食物繊維などに幅広く分かれていきます。

このうちのタンパク質は、健康な身体を維持するうえで欠かすことのできない主要な成分の1つであり、生理不順を引き起こす要因の1つである女性ホルモンやその他のホルモンを生み出すための材料にもなっていきます。

大豆には3大栄養素の1つであるタンパク質が豊富に含まれているうえに女性にとって非常に重要な働きを持つ成分を含んでいるため近年注目が集まっています。

その成分が大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンとは、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た化学構造式を持つことから植物性エストロゲンとも呼ばれている成分でポリフェノールの1種として分類されます。

ホルモンは必要な時に必要な量が分泌されますが、卵巣機能が低下や加齢などの理由から卵巣、卵子が劣化し始めると女性ホルモンの分泌に影響が出てきてしまいます。

大豆イソフラボンには、このエストロゲンの働きを補う役割(エストロゲン様作用と言います)を期待することができサプリなどの食品に使われるだけでなく化粧品などにも使われるようになってきています。

さらにポリフェノールである大豆イソフラボンには強い酸化作用があり、卵子の老化の原因となる活性酸素の発生を抑える効果も期待することができます。

グリコシド型イソフラボンとアグリコン型イソフラボンの2種類があります

大豆イソフラボンは、分子構造の大きい「グリコシド型」と分子構造の小さい「アグリコン型」の2種類に分けられます。

グリコシド型イソフラボンは吸収率を阻害する糖が結合したままの状態であり腸内環境の構造上このままの形ではうまく吸収することができません。

そのためグリコシド型イソフラボンの吸収率は、摂取量全体のわずか20%しかなく残りの80%は体外へ排出されてしまいます。

さらに、すべての吸収を終えるまでに6〜8時間もの時間が必要なこともグリコシド型イソフラボンのデメリットになります。

それに対し、はじめから吸収阻害要因である糖が外れた構造を持つアグリコン型イソフラボンは、個人差のある腸内細菌の働きに関係なく摂取量全体の60%程が吸収でき、約2時間程度の所要時間で吸収を終えることもできます。

つまり、グリコシド型とくらべてみるとわずか3分の1の時間で3倍の栄養素が吸収できることになります。

残念ながら、普段の食卓に並ぶ豆腐や納豆などの多くの大豆食品はグリコシド型で吸収効率の悪い形となっています。

伝統的な大豆発酵食品である醤油や味噌は吸収効率の優れたアグリコン型の形をしていますが、摂り過ぎると塩分過多となるため摂取量を増やすことができません。

これらを踏まえるとアグリコン型イソフラボンを配合した大豆イソフラボンサプリを飲めば無駄なく成分のメリットを活用することができます。

生理不順に効果的な大豆イソフラボンサプリの選び方3選!

数ある大豆イソフラボンサプリの中でもより多くの効果を実感するための大豆イソフラボンサプリの選び方を3つご紹介します。
選び方@「アグリコン型イソフラボン配合の商品を選ぶ」

前述の通り、グリコシド型とアグリコン型の2種類あるイソフラボンの中で必ずアグリコン型の大豆イソフラボンサプリを選ぶようにしてください。

アグリコン型のイソフラボンサプリは、吸収効率、飲みやすさ、利便性どれを比較しても圧倒的にグリコシド型のイソフラボンを凌駕

大豆イソフラボンサプリの素晴らしい効果をしっかりと体感するにはアグリコン型イソフラボンサプリのチョイスが必須条件になります。

選び方A「プラスαの成分に注目して選ぶ」
サプリで栄養を取ることの醍醐味は、食事では得ることのできない吸収効率の高さで自分の身体にとって必要な栄養素を自由に組み合わせることができる点にあります。

大豆食品を好んで食べることで大豆イソフラボンの成分を得ることができますが、吸収力を高めるためには他にも様々な栄養素を取るために多くの食品を摂る必要があります。

ですが、サプリの場合は大豆イソフラボンと同時に摂ることでさらに効果を高める様々なプラスα成分がはじめから1錠の中に同時に配合されている商品が多くあります。

生理不順や更年期の悩みの対策として大豆イソフラボンサプリを取るのであれば卵子の老化や身体の老化を食い止める抗酸化作用を持ったポリフェノールや代謝の不足をカバーする葉酸、カルシウムの吸収を高めるビタミンDなどが同時配合されたサプリがおすすめです。

特にポリフェノールの中でも活性酸素を無害化するブドウ種子ポリフェノールは強い抗酸化力を持つため、是非同時に入っていて欲しい成分です。

選び方B「安全性に注目して選ぶ」
インターネット上で販売される大豆イソフラボンサプリの中には、有効成分がほとんど含まれていない添加物だらけの粗悪品も当たり前のように販売されています。

そのような粗悪品を飲んでいては、生理不順の悩みを緩和するどころか逆に健康を害してしまう可能性もなります。

粗悪で低品質な大豆イソフラボンサプリを選ばないためにも以下の安全性への配慮がしてある商品を選ぶようにしましょう。
第3者機関による品質審査をクリアしている
一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターの「ハイクオリティー認証」や日本サプリメント評議会の「安心・安全マーク」などが付与された高品質で安全な商品を選ぶようにしましょう。

遺伝子組み換え大豆の不使用
厚生労働省は、遺伝子組み換え食品は害はないと発表していますがまだまだ消費者の中では危険視されているのは事実です。

余計なリスクを抱えないためにも遺伝子組み換え大豆を使ったサプリはさけるようにしましょう。

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大豆イソフラボンの過剰摂取に注意!

生理不順の改善や悩みの緩和に繋がる大豆イソフラボンですが、飲み合わせなどのリスクは心配の必要はありませんが摂取量に関してのみ注意が必要です。

食品安全委員会が発表している大豆イソフラボンの摂取目安量は1日上限70〜75rまでとしています。

ただし、大豆イソフラボンを含む大豆食品を日常的に取り入れている場合、サプリメントなどの健康食品による上乗せは1日30rを目安に商品を選ぶようにしましょう。

女性ホルモンバランスに影響を与える大豆イソフラボンは正しく摂取しなければ生理不順を引き起こす要因にもなる恐れがありますのでくれぐれも過剰摂取をしないように注意しましょう。