生理不順にアプローチするにはどんな食べ物がおすすめ?
そのためには、栄養バランスの良い食事が何より大切です。
生理不順の予防のためにも、「生殖機能を高める食事」を意識しましょう。
今回は「生殖機能を高める!生理不順にアプローチしていく食材とは」「生理不順の方が食べ過ぎないようにしたい食材」「生理不順におすすめ!体を温める調理方法」について説明していきます。
毎日の食事の「食材選び」に是非お役に立ててください。
生殖機能を高め生理不順に適した食材とは
生理不順に体の巡りは大切!毎日の食事で体の新陳代謝を高めホルモンバランスを整えよう!生理不順に伴う症状を予防する食材を紹介します。
たんぱく質
豆腐・大豆・きな粉・みそ・納豆 など
畑のお肉といわれる大豆には、イソフラボンが豊富に含まれており女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあります。生理不順の方にオススメです。
ビタミンB群
:豚肉・胚芽米・納豆・うなぎ・まぐろ・レバー・ナッツ類 など
糖質・脂質・たんぱく質の代謝にビタミンB群は必須!新陳代謝を上げて冷やさない体作りに役立ちます。
マグネシウム
ごま・アーモンド・納豆・油揚げ・煮干・いわし・しらす干し など
生理中、子宮の筋肉が収縮・弛緩する際にマグネシウムは必須です。アルコールやストレスなどで消費するのため、正常な生理を迎えるために普段からきちんと補いましょう。
青魚に多いEPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸
サバ・サワラ・アマニ油・エゴマ油・シソ油 など
体を温めて、女性ホルモンの動きを正常化していきます。
緑黄色野菜(カルテノイド)
ニンジン、ブロッコリ、カボチャ、ホウレンソウ、トマト など
カルテノイドは緑黄色野菜など色の濃い食材に含まる色素成分です。生理痛の原因である痛みの物質(プロスタグランジン)の働きを抑え生理痛を和らげます。
その他
お茶しょうが湯・なつめ茶
生理前・生理中におすすめ!しょうが湯は体を温めてくれます。なつめ茶は消化吸収機能を助け血を補います。黒砂糖
黒砂糖に含まれる豊富なミネラル成分は、血を補いサラサラにするメリットがあり、生理不順や生理痛の酷い方オススメ。生理の1〜2週間前から2・3欠片を口にすると良いです。生理不順の方が食べ過ぎないようにしたい食材
生理不順になると、生理痛の悪化や体調不良などの症状がでやすくなります。
これらの症状を軽減するために、注意したい食材について取り上げます。
甘いお菓子
糖分(砂糖)の取りすぎは、ホルモン異常や免疫力の低下・精神不安定など、他にも沢山の体の不調を引き起こします。体に出やすい症状として不妊症や生理不順・冷え性・疲労・不眠などがあげられます。
動物性のお肉
お肉は、プロスタグランジンという子宮収縮に伴って経血をスムーズにする物質(生理痛の原因)を作るため、摂り過ぎると生理痛が悪化します。チョコレート、コーヒー、チーズ
これらの食材には「チラミン」という成分が含まれ、子宮や血管を収縮させ血流低下を引き起こすため、摂り過ぎると生理痛の悪化につながります。生野菜
生野菜は体を冷やす性質をもっているものが多いため、生理前は出来るだけ生野菜をさけ、体を温める食事を心がけましょう。アルコール
生理不順の方に必要なビタミンBとマグネシウムが消費されるため、お酒を飲みすぎないよう注意しましょう。「絶対食べてはいけない!」と神経質になりすぎるのも逆にストレスになりますが、生理前は特に控えていただきたい。適度に摂る分には問題ないですが、過剰に取りすぎないようにしましょう。
生理不順の時こそ、体を温める調理方法
生理不順の方は、体を温める調理方法を取り入れましょう。重要なのは、焼く、炒める、煮る、ゆでる など加熱調理したものを温かいうちに食べることです。
冬野菜は体を温める性質をもつ食べ物が多く、夏野菜にはが体を冷やす性質を持つものが多い。しかり夏野菜にも体に必要な栄養分が含まれていますし、食べたいと思うことだってあります。
体を冷やす性質のある食材を食べる時には、火を通し体を温める調味料や食材を一緒に調理することで、体を冷やす力を緩和し必要な栄養分をとることが出来ます。
体を温める調味料
塩・こしょう・豆板醤・味噌・黒砂糖・ラー油体を温める香辛野菜
ニンニク・ネギ・ショウガ・ニラ・シソの実 など例えば、サバの味噌煮・豆腐入り味噌汁・青ネギたっぷりの湯豆腐・サワラと緑黄色野菜のホイル焼きなどは生理不順にとてもおすすめなメニューになります。
毎日一工夫しながら、栄養バランスの良い食事をとることで、生理を整えていきましょう。