生理不順と基礎体温について

私たち女性の体は”女性ホルモン”の影響をとても受けやすいです。

ホルモンバランスが乱れ生理不順になると、生理周期が乱れる・不正出血する・無排卵になる・生理が止まる、などの様々な症状があらわれます。

今の自分の体の状態を把握するために大切なことはタイトルの通り「基礎体温を測る」ことです。

基礎体温と女性ホルモンは密接な関係にあります。

「基礎体温」を測ることで、生理不順や病気の予測・妊娠しやすい時期の予測・生理の予測、排卵をしているかなどを把握することが可能となります。

「基礎体温」は、自分の子宮の状態を知るためにとても良い方法であり、本当に大切なでもあります。

正しい基礎体温の測り方

まずはじめに基礎体温とは、生命維持をするために必要な最低限の体温のことをいい、朝一番の最も体が安静な状態にあるときに測ります。

基礎体温を測るにはルールがあります。以下の点に注意しましょう。

朝目覚めてからすぐに測る
基礎体温は一番安静にしている状態で測る必要がある為、朝起きた後にベットに横になったまま測リます。

毎日同じ時間に測る
睡眠時間が短かった・同じ時間に測れなかった場合は、後日確認できるようにメモを取っておきましょう。

口内で測る
より正確な体温を測るために、口内で測ります。

生理周期の傾向を知るためにも、最低3ヶ月以上は続けましょう。

基礎体温表でわかる!基礎体温のパターンとは


基礎体温を測るときに毎日つける基礎体温表。

グラフのパターンで女性ホルモンが正常に働いているのかをチェックしましょう。

・正常
低体温が約14日間ほど続いた後に高温期が14日ほど続き生理がくる場合は、正常な状態です。

・低温期しかない
無排卵性月経の可能性があります。ストレスや体調不良で時々このような状態になる場合もありますが、数ヶ月続く場合は婦人科に相談しましょう。

・高温期が9日未満で短い
黄体ホルモン(プロゲステロン)の機能不全である可能性があります。子宮内膜が不完全のために、着床しずらい・流産しやすくなる、妊娠しずらいなどの問題が起こります。
将来子供を授かるためにも、早めに婦人科へ相談しましょう。

・高温期に入ってから3週間以上高温期が続く
妊娠の可能性があります。

(低温期と高温期のグラフの見分け方:高温期にはいると、低温期より0.3℃以上体温がぐっと高くなります)

基礎体温と関係する女性ホルモンの仕組み


女性にとって大切な女性ホルモンは、卵巣から分泌されます。それをコントロールするのが脳の下垂体が分泌する性腺刺激ホルモンです。

生理周期に関係している女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二つの種類があり、子供を作るために重要な働きをしています。

エストロゲンとプロゲステロンの働き


エストロゲンの働き(低温期/排卵期)

 「排卵前」にかけて分泌量が多くなり、基礎体温を下げる特徴があります。

子宮の内膜を厚くし子供を迎えるためのベットを準備をします。

エストロゲンの働きが活発になるこの時期は、精神的にも安定しお肌や体調が一番落きやすい。

プロゲステロンの働き(高温期/黄体期)

 「排卵後」から次の生理にかけて分泌多くなり、体温を上げる特徴があります。

 妊娠をした場合は、妊娠の維持や乳腺の形成などで重要な働きをし高温状態が続きます。妊娠をしなかった場合は次の生理をむかえ体温は下がります。

 プロゲステロンの働き妊娠をが活発になるこの時期は、人によって、眠気・だるさ・肌荒れ・腹痛・腰痛・頭痛・むくみ・精神的に不安定になる、などのさまざまな不調を引き起こします。

生理不順の症状にはどのようなものがあるの?


生理不順の症状として、頻発月経稀発月経があります。

通常、月経の周期は生理が始まってから28日〜35日です。

頻発月経:24日以内で生理周期が短い。黄体ホルモンの分泌不足・ホルモンバランスの乱れが主な原因であることが多い。無排卵月経である可能性も考えられます。


稀発月経:周期が39日以上で生理周期が長い。ストレスや薬の副作用・ホルモンの異常などが主な原因です。


続発性無月経:過度なスポーツや激しいスポーツ・子宮や卵巣の病気・薬の副作用などが原因で生理が止まることもあります。3ヶ月以上生理が来ない場合は注意しましょう。


生理不順で女性ホルモンが低下すると、生理前のイライラ・頭痛・腹痛・胸のハリ・肌荒れ・むくみ・だるさ・眠気などの様々な不調が起こる場合もあります。悪化すれば、PMS(生理前症候群)になる恐れもあります。

基礎体温で体調管理することが大事


生理不順だけど婦人科には行きにくい・・・と診察に尻込みしていませんか?

だからこそ、自分で始められる基礎体温から始めるのが一番です。

もし、女性ホルモンの乱れが長期間改善しない場合、最悪の事態(不妊症や月経前症候群(PMS)など)を避けるためにも、日常的に基礎体温を測る習慣をつけましょう。

基礎体温を測り体調管理をする事で、より女性である自分の体を労わる気持ちが出てきます。基礎体温という体からのメッセージを聞き取ることはとても大切なことなのです。